コンビニ(コンビニエンスストア)には資格試験の受験と絡んでちょっとした思い出がある。
以前京都に住んでいたときに、JR京都の七条警察の前にあるLEC京都駅前校に通っていた。
そこには自習室があるので、小さい子供を持つ親としては土日の休日に勉強するには非常にいい環境だった。というかそこしか勉強に集中するところはなかったと言ってよい。
周囲がしっかり勉強に集中しているので自分だけ遊んでいるわけにもいかず、1時間〜2時間程度は集中して資格試験の受験勉強ができた。
それでもやはり、2時間以上も勉強を続けていると苦しくなってくる。
そんな時にコンビニに行って週刊誌を立ち読みしたり、マンガを読んだりして少し休憩し、ついでにジュースかちょっとしたお菓子を買ってまた自習室に戻って勉強する、というサイクルを確立していた。
そういう意味でコンビニは私の資格試験受験生活では外せない思い出である。
この時代は非常に苦しい時期だったのだが、今思い出すととても充実していたような気がする。合格できるかどうかもわからなかったが、とりあえず、午前9時半くらいから夜8時まで自習室にこもって勉強していた。
もっとも、同じLECでも梅田のLECは非常に混んでいることが多く、その場合は自習室ではなく、休憩室のような皆が話をしているところしか勉強する場所がなかったりすることがあった。
大学受験のために予備校に行っていた頃は、午前中だけ駿台予備校に通い、午後は自習だったので、自宅で勉強していた。
一見少ないようにも思うがこれはかなりいい感じだった。
その頃には自分で学力を伸ばし続ける方法を確立していたので、成績がどんどん伸び続けていたからだった。大学受験の時期にこうすれば学力が継続して伸び続けるというノウハウを身につけたので、その後の試験でも本気でやればかなり上位で合格できるようになった。
とはいえ、本気でやるかどうかは人生全体に対する生き方のようなものなので、東大に入ってまで勉強したくない、という周囲の雰囲気に流されてしまった私としては大学ではあまり本気でやる気を失ってしまった。
その後、会社に入り、つくばの研究所に派遣されることになるのだが、そこでは途中から本気で研究に打ち込むようになった。1週間くらい研究所に泊まりこんで研究をしていた。
そういえば大学院のときも何度も泊まり込みでDNA(遺伝子)の配列を決定していた。
そこまで何かに集中してやると失敗する気がしない。
大抵のことはうまく行く。
それが見えていると、本気になったときの結果がわかるのでなかなかやる気が起きないという問題がある。
それでもやる気を出す方法はあるのだが。
そういうやる気をいつも最大にし、いつも試験直前のような集中力を発揮させるノウハウがこちらである。
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