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ホ・オポノポノ イハレアカラ・ヒューレン博士講演会

イハレアカラ・ヒューレン博士のホ・オポノポノの講演会が江東区区民センターであり、参加した。すごい人数で、おそらく300人はいただろう。

最初の演者は水の結晶の話をしていたが、コントロールの無い実験のようなものばかりで突っ込みどころ満載だった。イハレアカラ・ヒューレン博士のセミナーがなければとても聞く気にはなれない話だった。

彼の話が終わった後、ホ・オポノポノに関するヒューレン博士の講演になった。

私の印象としては、ホ・オポノポノは潜在意識の間違った記憶を消去する手段で最終的に仏教で言う解脱の境地、つまり、悟りの境地を目指しているように感じた。

宝地図が煩悩の塊のような人間を作り出すのに対して、ホ・オポノポノは誤った記憶を消去することで本来の自分の光を出すことができ、それによって自分に必要なものはすべて手に入る、というのである。

宝地図の場合は、自分の欲しいものを顕在意識で考えてその写真を貼り実現させる。

これに対して、ホ・オポノポノでは自分の記憶をクリーニングすることで本来の自分、つまり神聖な知性を表出させ、インスピレーションを得、必要なものを必要な時に自然に手に入れる、という手法である。

総合的に考えると、宝地図よりもより神に近い人間になれると思われる。

宝地図で成功する場合は、記憶を創り出している。

それに対して、ホ・オポノポノでは記憶を消去し、本来の神性を発揮できるようにする。つまり、神になるので、何でもできる、というわけだ。

釈迦も悟りを開いたことにより、全知全能になったと何かの本で読んだことがある。

宝地図とホ・オポノポノのどちらがいいかは個人の好みによるのではなかろうか?この世界の欲望がまだあり、輪廻転生を繰り返したい、と思っている人には宝地図、早く解脱してこの俗世界から神の世界に移りたい、と思っている人はホ・オポノポノがいいのではなかろうか?

今日のセミナーではいくつか疑問が氷解した。

その1つは、自分の心の中の原因に対して、I love youという点だ。

普通の人は自分に不都合な人を思い浮かべ、その人に対して I love youというのだと思いがちだが、そうではない。

そのような人が自分の人生に現れてきたその原因に対してI love youと言ってクリーニングをするのである。

全ては自分の責任である。不都合なことが起こるということは自分にその原因があり、クリーニングする必要がある、ということである。

そして経済が悪い状態になっているのも、地震が起こるのも、病気の人がいるのも、自閉症の子供がいるのも、うつ病の人がいるのも、すべて自分自身の責任である。だから常にクリーニングをする必要があるのだ。

そのための方法を3つ教えてもらった。ホ・オポノポノの4つの言葉以外に、呼吸法、寝る間にクリーニングする方法がある。

これらは今後、効果を検証してみたい。