小泉毅(柳井高校→佐賀大学理工学部電子工学科中退)が厚生労働省元事務次官らを襲撃した動機がペットロスによるものだと言われている。
ペットロス(愛玩動物喪失)とは、ペットを失ったショック状態を指すらしい。
「日本ペットロス協会」代表で心理カウンセラーの吉田千史さんは「家族のように大切にしていたペットを失った心理的後遺症は際限なく続き、怒りや復讐となって表面化することもある」と述べている。
小泉毅容疑者の場合、単に病気で死んだり、他人にあげていなくなったわけではなく、保健所で処分したわけで、よりショックが大きかった可能性はある。
また、小泉容疑者は父親によると反抗期が無かったそうで、それも一つの原因ではないかと思われる。その時の怒りや恨みを発散できず、ずっと心の中にトラウマとして持ち続けてしまった可能性もある。
さらに、作家の小林照幸さんも「家族が『近所迷惑になる』などと子供の同意を得ずに犬を保健所に連れて行き、子供が強いストレスを抱えるケースはある」と“ペットロス”の後遺症の大きさを強調している。
とはいえ、もう34年も前のことであり、それが本当の理由かどうかは慎重に取り調べるべきだろう。ペットロスはうわべだけの理由であり、本心では年金制度に不満を持っていた可能性もあるからだ。
自首する前日に父親に電話をしたというから、父親と楽しく過ごしていた印象に残った日々が犬がいた時期だったということではなかろうか。そして、その後犬を飼うことを止めたためにさらにストレスを抱え込むことになったとも考えられる。癒される対象が無くなったわけだから。
そんなにペットが好きだったのならペットが飼えるマンションに住めばいいものだが・・・
逆に考えると、反抗期の子供がいる家庭は犬を飼えば少しはマシになる可能性もある。犬がストレスを癒してくれるからだ。あるいは、ガーデニングもその役割を果たせるだろう。
犬のしつけに失敗して保健所に処分される犬は後を絶たず、年間30万匹を超えるという。これほどの数のペットロスが起きているにもかかわらず、今のところ、ペットロスによる大きな傷害事件はあまり報じられていない。
アメリカでは犬を飼う場合は、しつけ教室に参加することが義務付けられているところもあったような記憶がある。
日本の場合、安易に犬を飼い始めて、しつけをすることに失敗して保健所に処分を依頼する家庭が非常に多い。もし、上の話が本当であれば、今後、ペットロス後遺症が社会問題化する可能性もある。
犬を本当に家族のように飼っている家も多い。私の知り合いでも犬が糖尿病になっていて、毎日インシュリン注射を打つなどまるで人間のような扱いをしている。
他にも犬を飼っている人で、犬は笑う、という人もいる。
私自身も先日あるお宅にお邪魔したところ、犬が近寄ってきてよくなついてくれた。そういう犬ならかわいいし、保健所で処分されたらやりきれないだろう。
ペットを大切にしていた小泉毅容疑者が犬を処分されたことに強い恨みを持った可能性はある。そして反抗期にも自分のうちにため込んでいたためにトラウマがいつまでも残ってしまった可能性はある。
しかし、これにしても自分の心を見つめ、感情ナビゲーションができるセドナ・メソッド等のヒーリングメソッドを知っていれば、こんなことにならずに済んだのでは?と思える。
情報処理技術者(SE)等コンピューターソフトウエアの開発者は非常に遅くまで残業することも多い。精神面のケアも重要である。


