ホ・オポノポノに関する新しい本が目に留まったので読んでみた。
やさしい魔法 ホ・オポノポノ
山内尚子著 日本文芸協会刊
五日市剛氏推薦
やさしい魔法ホ・オポノポノ改定版
著者の山内尚子さんは、幸せな結婚生活を送っていた。子供もでき、やさしいご主人と3人で楽しく暮らしていた。
ところが、突然ご主人が倒れ、亡くなってしまう。
茫然自失の状態から成功哲学の本を読んだりMixiで仲間を見つけたりしてなんとか1年くらいで立ち直る。
その過程で、
ごめんなさい
ありがとう
愛しています
を無意識に唱えていたようだ。
これは実はハワイの秘法、ホ・オポノポノのじゅ文でもある。
その後、彼女はどんどん自分の思いが叶い、成功していき、会社まで作ってしまう。
その過程は感動的で、上の本を読んで多くの人は涙するだろう。
野口嘉則さんの「鏡の法則」は読んだ人のほとんどが涙を流したそうだが、上の本も涙が出てくる本である。
考えてみると、ホ・オポノポノは落ち込んでいる人に特に有効な気がする。
もともと、イハレアカラ・ヒューレン博士は刑務所の重症な犯罪者を癒すことで有名になった。
つまり、悪い状態から普通の状態に持っていくのに向いているのが、ホ・オポノポノの主な力ではないかと思っている。
そこから先の成功は、ホ・オポノポノだけで達成できるものかどうかは分からない。
ただ、一つだけ言えることは、落ち込んでいる人に向って宝地図を作りなさい、夢を持って頑張りなさい、というのはどうかと思う。
特にうつ(鬱)状態の人にはこうした言葉は危険とさえ言われている。
自分が普通に近いレベルの精神状態の人には宝地図を勧め、本当に落ち込んでいる人には、ホ・オポノポノを勧めるのがいいように感じている。
やさしい魔法ホ・オポノポノ改定版