不起訴処分は全く不可解である。いや、異常とさえ言えるだろう。
大麻を含んだたばこを0.368グラム持っていたため逮捕された若の鵬が不起訴処分になるそうだ。露鵬(大嶽部屋)と白露山(北の湖部屋)が再度陽性反応が出た直後にこれを発表するのは意図的としか考えられない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080907-00000045-san-soci
不起訴処分の理由として、大麻取締法違反(所持)の罪で起訴する大麻所持量は通常、0・5〜1グラム以上だからだという。
しかし、0.368グラムは0.5グラムに限りなく近い、というのが常識ではないか?
量が少ないから不起訴、というのは全く納得できない理由である。
しかも、他の2力士(露鵬(大嶽部屋)と白露山(北の湖部屋))の問題もある。きちんと起訴して調べれば他にも有罪になる力士が出る可能性があるから不起訴にしたのではないか?と勘ぐりたくもなる。この際徹底的に膿を出し切ることが相撲界の健全化にもつながるのではないか?
これでは大相撲は信用をさらに落とすことになるだろう。むしろ、徹底的に調査して潔白を証明しない限り、うそにうそを塗り固めた隠蔽体質と思われても仕方ないだろう。
もっと大きな問題があり、それを隠すために不起訴処分にしたと考える人も多いだろう。このところ、食品偽装の問題もそうだが、権力でウソを押さえようとしてもほぼ失敗する。それは、インターネット等で情報が簡単に流せるようになったからでもあるだろう。
そういう意味で、間違ったことがしにくくなったということは歓迎すべきことだ。
コンプライアンスということをきちんと考えないと今後はスポーツ団体も企業も生き残れなくなるだろう。
以下はサンケイの記事の引用である。
大麻成分を含んだたばこを持っていたとして、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された大相撲の元幕内力士、若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン容疑者(20)=ロシア国籍、先月21日付で解雇=について、東京地検は、勾留(こうりゅう)期限満期の8日にも、不起訴処分(起訴猶予)とするもようだ。所持していた大麻が微量だったことなどを考慮したとみられる。
ガグロエフ容疑者は6月24日、東京都墨田区の路上で、大麻成分を含む乾燥植物片約0・368グラムを所持していた疑いで先月18日、警視庁に逮捕された。容疑を認めており、6月20日ごろ、東京・六本木で大麻2袋と水パイプを購入。たばこの中身と自分で刻んだ大麻を混ぜ、間垣部屋の自室や自宅マンションなどで吸ったという。
大麻取締法違反(所持)の罪で起訴する大麻所持量は通常、0・5〜1グラム以上とされる。これに加え、ガグロエフ容疑者が初犯で犯行時は19歳の未成年だったことや、日本相撲協会から解雇されたことなども踏まえ、東京地検は起訴を見送ることにしたとみられる。


