宝地図に書けば本当に何でも夢が叶うのだろうか?
例えば、自分が死ぬほど好きな異性と付き合ったり結婚したりしたところを貼れば叶うのだろうか?
あるいは、オリンピックで優勝したところを貼れば誰もが優勝できるのだろうか?
東大や京大、ハーバード大学、オックスフォード大学等に合格と書いておけば誰もが合格できるのだろうか?
言うまでもないことだが、そんなことは無い。
でなければ、宝地図を作った人は皆大金持ちになり、東大やハーバードに入り、オリンピックで優勝するだろう。
宝地図ナビゲーターの中にも大金持ちの人もいれば、逆に来月には貯金が底を尽く、という人もいる。
大富豪になって、一流ホテルのスイートルームにロールスロイスで送迎してもらいたい、という夢を持っている人もいるが、そういう人は当然、そこまでの大金持ちになっているわけではない。
もちろん、これから夢が叶って、そういう身分になるためのシミュレーションをしているので、いずれそれが実現することもありうる話ではある。
だが、東大合格やオリンピック金メダルのような競争が絡む場合は話が違ってくる。
極端な話、マラソンでオリンピックで優勝する、という願望を抱いたとしよう。
そしたら、それを実現できるのは世界中で4年間で1人である。
宝地図を出場選手が皆作っても理論的に全員が優勝することはありえない。
では、宝地図を作って成功する人と失敗する人とは何が違うのだろうか?
そして宝地図を作らなくても成功している人はなぜ成功するのだろう?
実は私は宝地図を作らなくても、東大に入り、資格試験も合格できた。そしてそれなりの地位も得た。
つまり、宝地図がなければ成功できない、とは言えないのは明らかだ。
他にも大金持ちになったが、宝地図を作っていない人の方が多いだろう。
ノーベル賞受賞者、例えば、アインシュタインがノーベル賞の宝地図を作っていただろうか?
湯川秀樹や朝永振一郎が宝地図を作っていただろうか?
おそらくそんなことは無いだろう。
つまり、こうしてみると、宝地図は必ずしも願望実現の必須要件ではないと言えるだろう。
ただ、願望を実現(加速)できるケースはかなりある、ということも真実である。
そして、願望を実現できないケースもあることもまた事実なのだ。
しかし、引き寄せの法則が万人に働いていることだけは事実である。そして思考が未来を創っていく。
つまり、宝地図を作っても思考をその方向に向けられず、逆に恐れや嫌な気分になるようでは逆効果である。そういう宝地図は実現しない。
自分が気持ちよくなれる宝地図を作る必要がある。もし、宝地図を作ることで気分が悪くなるようなら作らない方がよい。そういう人は宝地図が合っていないか、あるいは、夢が無くうつ病に近い状態の可能性がある。もしそうであれば無理に宝地図を作る必要は全く無いだろう。


