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末綱聡子、前田美順組が世界ランク1位に快勝 バドミントン

オグシオ(小椋久美子、潮田玲子=共に三洋電機)を超えた?末綱聡子、前田美順組(共にNEC・SKY)が世界ランク1位、第一シードのアテネ五輪金メダルのヤン・ウェイ、チャン・ジーウェン組(中国)を退けた。

オグシオの影に隠れていたが、着実に実力をつけ、7月の全日本実業団ではオグシオをストレートで破っている。

1セット目はあっさり取られたが、2セット目をジュースでものにすると、3セット目は割とすんなりと勝った。無心の勝利のようなものかも知れない。相手のミスにも助けられた面はあるが。

これで日本女子バドミントン史上初の準決勝進出だ。

最後のポイントを取った後は末綱聡子、前田美順とも、正坐して前のめりになって泣き出した。あまりカッコイイ泣き方ではなかったが、このあたりも慣れてない感じでよかった。このまま波に乗ってメダル、いや、金メダルを取ってもらいたいものだ。

オリンピックのような試合では、試合をするたびにどんどん強くなる選手が出現することがある。

スエマエの場合も地道な努力がここに来て実った感じだ。

それに対してオグシオは世界2位のペアに大苦戦中である。順当と言えば順当だが・・・
それに、直前の試合で第一シードが破れているので必死で来ているのだろう。

しかし、中国ペアはまるで男のようなショートカットで顔だけを見ると完全な男だ。
反則ではないが、男子を相手にしているような感じがして相手も引くだろう。

バドミントンのような競技では気合いがかなり大きなウエートを占める。
オグシオは中国ペアの気合に押されていたように感じた。実力から言っても順当な結果ではあるが。

結局ロブをあげて打ちまくられて負けてしまった。守りに入り過ぎた感があった。

もっと攻めて欲しかったが、中国ペアの気合がそれをさせてくれなかったとも言えよう。

末綱聡子、前田美順ペアに期待したい。

北島康介の2冠とともに。

こういう試合を見ていると、何か月も何年も優勝を目指して厳しい練習を続けた者がいつの間にか優勝していることがあるように思う。これも引き寄せの法則の1種だろう。

だが、引き寄せの法則ではすべてが可能なのだが、すべての人が優勝できるわけではない。このあたりはなぞと言っていいかも知れない。